自然な在り方で咲くビジネスのかたち
今年も桜が満開を迎え、私たちを幸せにしてくれました。
また、家から駅までの道にはたくさんの可愛らしい色の花が咲き、見ているだけで心がほどけていくようです。
花たちは、まるで最初から「自分がどんなふうに咲くか」を知っているかのように、ただそこに自然と存在し咲いています。
誰かに「咲き方」を教わるわけでもなく、「自分がどんな花として咲くのか?」迷っている様子はありません。
土と光と水、宇宙と地球の恵があれば、それぞれのペースで美しく咲くのです。
それに比べて、私たち人間は少し複雑です。
「私はまだ咲く段階じゃない」
「どうせ私なんて雑草だし」
「こんな場所では咲けない」
「本当は咲きたいけど、失敗したら恥ずかしい」
そんな風に、咲くことをあきらめたり、自分の本来の姿から目を背けたりしてしまうこともあります。
でも本当は——
誰でも、あなたの中にも咲く(花開く)力があるのです。
自分らしさをビジネスに咲かせる旅
個人でビジネスをするということは、
「どんな花を咲かせたいか?」
「どんな場所で、どんな人に届けたいか?」
「何色で、どんな香りを持つ花なのか?」
そんな問いに向き合いながら、自分という存在を咲かせていく旅だと思います。
その旅は時に、迷いや不安も伴います。
誰かと比べてしまったり、自己否定の言葉で自分を覆い隠してしまったり。
でも、それこそが「人間らしい」プロセスなんです。
私たちは生まれたとき、みんな自然体でした。
赤ちゃんの頃は、泣きたいときに泣き、笑いたいときに笑い、自分の感情にとても正直でした。
けれど成長と共に、「こうでなければいけない」「ちゃんとしていないとダメ」という外側の声をたくさん背負い、いつのまにか「自然な自分の咲き方」を忘れてしまった人も多いのではないでしょうか。
削ぎ落とすことで、本来の輝きが見えてくる
また、ブランディングというと、「何かを足して魅力的に見せること」だと思われがちですが、本当の意味でのブランディングとは「削ぎ落として、本質に光を当てること」だと私は思っています。
誰かの真似をしたり、立派に見せようとがんばったりする必要はありません。
むしろ、余計な鎧を脱ぎ捨てたその先にこそ、「あなたにしかない花の形」が見えてくるのです。
「私はどんなふうに咲きたいんだろう?」
「どんな世界をこの花で彩りたいんだろう?」
そうやって、自分の中にある“自然な在り方”に立ち返ることが、ビジネスという旅の中でとても大切な時間になります。
自分の花を咲かせる仲間とともに
一人で咲こうとすると、時に風は冷たく感じるかもしれません。
でも、共に咲こうとする人たちは世界中にたくさんいます。
あなたのそばにも、きっといます。
そんな仲間たちと、「どんな花を咲かせたいか」を語り合いながら、
自然体で、愛あるビジネスを咲かせていけたら。
そんな旅のひとつのきっかけになれば嬉しいです。
「あなたはどんな花を咲かせたいですか?」
ぜひ、そんな問いとともに今日を過ごしてみてくださいね🌸
一緒に、自分らしさを咲かせていきましょう♪